ゆっくりとさよならをとなえる

いざ、生きめやも/さよならの学者に、なりたい

alone in my room

どこへいってもいいのだけれども、どこへいっても居場所がないという漠然とした確信に支配されて、今の私は、失恋したての頃味わった時間の流れ方をまた味わっている。

誰かに呼びかけると、それの応答が返ってくるまで身動き取れないまじめすぎる自分自身に腹を立てて、しまいに応答のない相手にも腹を立てる。これをなんとかやめないと。もう少し余裕を持たないと。呼びかけられた時の暴力的な衝撃が怖くて、待っている時に受け止める態勢でいるから、不意打ちをされないように、待つ、のかもしれない。待たずにいたほうが自分のためなのに。

もう一度、そこにいるんだという感覚を味わいたい。そこに彼がいるんだという感覚を。