ゆっくりとさよならをとなえる

いざ、生きめやも/さよならの学者に、なりたい

おはよう、世界。

おはよう、世界。起きぬけすぐに世界が終わることもあるんだな、と思った。私は今心や世界を明け渡そうとしつつある、いや、すでにもう明け渡してしまったのかもしれない。ある一人の残像。その影が残していく私の中で起こること。やさしさだけで生きていけるのではないと言い残した声の響き。それでもやさしくあろうとする誰かの叫び。世界の終わりで。世界の終わりで、そういう応答があった。