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ゆっくりとさよならをとなえる

いざ、生きめやも/さよならの学者に、なりたい

出会いを受け入れるには

出会いを受け入れるには、忘れるしかない。「私を忘れないでいて」は出会いの全否定なのである。では、何のために出会うのかと言うと、さよならのためだ。さよならするには、出会うしかない。

私は、出会いを探している。自分の鏡の中に、日記帳の文章の中に、洋服ダンスの服の山の中に。どうすれば出会える?どうすれば正しいさよならができるのか?本当は、さよならした/された相手にもう一度出会うことが最良だと気づいている。けど、これは私だけではどうにもならない問題だ。

出会いたい、正しいさよならをしたい、と言う意味で。そしてもう二度と会わない。それがいい。

下へ下へと根を伸ばせ、というけれど、もう疲れた。逃げ出した先に、彼がいてくれたなら、もうなにもいらないのに。