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ゆっくりとさよならをとなえる

いざ、生きめやも/さよならの学者に、なりたい

予行練習としての手紙

あなたは、おそらく私が自我を忘れるくらいにあなたに力を尽くしてきた姿を見てきて、いろんな確信を積み上げてきたけど、それをあの電話で一瞬で崩されたんだろうと思います。積み上げてきた確信と言うのは「この人が僕の居場所だ、愛してるし愛されている」と言うようなもので、私が自我を忘れるくらいあなたに尽くしてきたことがあなたにとっては愛の証明を見る心地だったんだと思います。私にとっては、反対だったんですけどね。あなたからなんの供給もなく、自分ばかりへとへとに燃え尽きるまであなたに尽くして、つらかった。あなたはこれを知って、自分の非は決して認めないけれど、いなくなる決意を固めたんだろうと思います。うまくいえないけど、おおまかにいえばそうなんでしょう。

誕生日やクリスマスや正月に、愛する人になにもしないでいることはほとんどの女性に愛情として通用しないと思いますので、今後新しい人と関係を築くときは、わたしにしなかったことをしてあげなさい。ただそれだけのことなんですよ。