ゆっくりとさよならをとなえる

いざ、生きめやも/さよならの学者に、なりたい

さびしがる、怖がる

さびしがって、怖がってばかりいたから嫌われて彼は去っていったんだろうと知っている。あと、この世に男の人は彼だけじゃないんだということも知っている。けど、今日みたいな日(なにもなくて、天気が良くて、静かで、空虚な日)は彼にとても会いたくなる。夢の中でも、会えたらいいなと思うし、電話越しでも、声を聴けたらいいなと思う。

彼に訊きたいことがいっぱいある。けど、彼はそれに答える義務がない、必要がない、答えたらまた私に巻き込まれる、と考えているのだろう。そのとおりなんだろう。私はどうしたらいいんだろう?こんなにまだ彼にこだわっていて、生きている心地がしない。いつになったら悲しくなくなる?私はただ悲しくて、彼にこたえてほしいと思っている。応えてくれさえすれば、私は悲しくなくなるから。それしか考えられなくて、苦しい、間違えてしまうから。

けど、何が正しいのだろう?私はべつに自分の力で彼を幸せにできるとは考えていないのに。なぜ、それでも彼に私のそばにいてほしいと思うのだろう。自分は愛されていなかった、ということが真実どうだったかの確認とこれまでの愛情の補完をしたいのだろうか。それは彼でなくてもいいんだろうと思う。今、なんとなく手に届きそうなのが彼だから、ということだろうか?復縁は考えていない。