ゆっくりとさよならをとなえる

いざ、生きめやも/さよならの学者に、なりたい

疲弊、その2

手紙を書いたけど、もうそのことについて私は疲れをおぼえている。もう彼を思いやるのが苦しくてたまらないんだ。自分が報われることがないと知っているから。彼に尽くして自分のもとに繋ぎとめておこうとしていた付き合っていたころのことを思い出して、苦しくなる。そんなことをして、愛してると充分に言われるわけでもなく、感謝されるのでもない。彼は、自分のことだけを考えて、自分を私より愛しているようだったから。私はずっと苦しかった。それを今また手紙でしようとしている。だからこんなに疲弊を感じるんだ。

疲れた。好き同士だったのに、どうしてこんなにお互い疲れるふたりになってしまったんだろう。ただ相手に誠実であろうと、自分に対しても誠実であろうと、相手を愛してきたのに。彼はそうじゃなかったみたいだけど。悲しくてたまらない。