ゆっくりとさよならをとなえる

いざ、生きめやも/さよならの学者に、なりたい

朝、目がさめるたびに

彼にお別れされて、もう二度と会えないのに、生きているこの毎日は、いったいなんだろうなと思う。夢を見て、その内容が望みのないものだった時、どうすればいいんだろうな。夜が明けるのがだんだん遅くなってきたことが嬉しい。私は、人がまだ活動しない夜明け前が好きだ。暗くて静かな中に醒めていると、とても落ち着く。夜が明けてあたりが白んでくると、とてもつらくなる。また毎日――死んだほうがましな毎日が、始まるから。

もう少し、賢くならないとな。