ゆっくりとさよならをとなえる

いざ、生きめやも/さよならの学者に、なりたい

憎い

私のもとを去った彼が憎くてしかたありません。けど、この憎さは今に始まったことではなくて、付き合っていたころと憎さの強さも質もたいして違わないんですよね。なぜなら、彼は、私の誕生日をお祝いしたり、クリスマスや正月をめでたりしなかったから。イベントは総スルーでした。この人は本当に私を好きなのかなという疑いがずっとあって、わかりにくい人だったから、本当に不安でした。そして、ここまで恋人を不安に追い詰める彼を私はとても憎んでいたのです。

今も憎んでいます。これまでも憎んでいましたが。こんな関係、続くわけがないんです。けれど、もしも、(ありえないことだとは知りつつも)もしも、彼が頭を下げてもう一度私のもとに戻ってきたなら、私はたぶんまた彼と一緒にいることを選ぶと思います。さびしいからじゃないんです。彼が必要だからです。彼も私も、お互い成長したらいいなと思います。成長しないことが一番さびしいし悲しいことです。