ゆっくりとさよならをとなえる

いざ、生きめやも/さよならの学者に、なりたい

死刑囚最後の日

明日、会うんだ。実感ないけど。大人っぽくなっているのかな。元気だとわかっただけでもう充分なんだけど。なんで会うんだろう、振られて傷つけられた相手に。傷口にマスタードでもすり込まれるのかな。怖いな。 明日、私は処刑されるんだろう。その可能性も…

アンチカタルシス

漱石の『明暗』は徹頭徹尾恋愛小説だと私は思っていて、しかも万年失恋病の人、とくにうしなった相手との復縁や再会を望む人間にはカタルシス足りうる作品になっていると感じた。あれは、未完というだけでもその性質からして、すでにその内容が結末などなく…

夢の続きを

帰り道で、ふと孤独の中に投げ出されると、彼のことを思い返すのだけど、彼には一緒にいた頃それなりにひどいことをされたし、私の想いに必ずしも答えてくれていたわけではないから、現実的にあるいは打算的に考えると、以前と同じ強さで好きだと思えないし…

alone in my room

どこへいってもいいのだけれども、どこへいっても居場所がないという漠然とした確信に支配されて、今の私は、失恋したての頃味わった時間の流れ方をまた味わっている。 誰かに呼びかけると、それの応答が返ってくるまで身動き取れないまじめすぎる自分自身に…

両極端で暴風雨

今、「彼が死ねばいいのに」という呪いや恨みの気持ちと、「彼に再会して話せたらいいな」という執着と懐かしさの気持ちとの間で、心がぐらついて、頭の中で暴風雨警報がなっている。死ねばいいのに、会えたらいいのに。どちらも本当の気持ちで、どちらも嘘…

南の風は俺にどう言うの

彼に会えないのなら、京都へ出かけてもつまらないだろう、と思ってもう数日前からずっと京都行をためらっている。けど、彼に会えるから行くんだというのも、違うんだ。この休暇をちょっとでも非日常にしたいと京都行を考えるけれど、結局一人なのだから、非…

自由になる自由がある、けれど

話すことは準備ができているはず、と自分自身に思うところがあるので、もし私の声が聞こえているのなら、いつでも連絡下さい。言いたいことはないけれど、根性なしかもしれないけれど、『明暗』の津田と清子のように、こだわりなく再会できたらいいな。

蝉時雨

今朝、苦しかった。 蝉時雨が私をどうしようもなくどこへとも行けと駆り立てる。祭りの音がする。夜になってもまだまだ明るい。誰かの隣でいる私でありたかった。 仕事以外の予定ばかりが立て込んでいたらよかったのに。私の隣には誰もなくて、蝉時雨が私の…

【言葉】それが貴方の未練じゃありませんか

「考えて解ったの」 「解らないんです。考えれば考える程解らなくなるだけなんです」 「それだから考えるのはもう已めちまったの」 「いいえ矢張りやめられないんです」 「じゃ今でもまだ考えてるのね」 「そうです」 「それ御覧なさい。それが貴方の未練じ…

小福(こふく)なもの

夢の中に出てきた言葉。小福なもの。取るに足らないけれど、幸福な物事、という意味だった。

私の近況

近頃は朝が苦痛でたまらないが、帰宅した夕方も苦痛でたまらない。なにが幸福なのかわからなくて、眠い朝も、くたびれた夜も、ただ眠っていたいと思う。そうして、いい夢をみていたい。 最近は家についたら即眠ってしまって、朝シャワーを浴びる。なにが幸福…

その続き

夢の続きをみたい。それは彼に会うことで叶うことかもしれないし、一人で横たわってうとうとすることだけでも叶うかもしれない、と思っていろいろとよくぼうする。会いたい、とか、一生眠りたい、とか。けれども、決して叶うことはないのである。もう一度、…

HELPLESS

しなきゃいけないこと沢山あるけど、疲れで身体も心も動かない。苦しくてたまらない。そういう時、彼に助けてもらいたくなるけれど、もし連絡したら、「この人は成長していないな」とあきれられるだろう。だから、一人で乗り越えていかなくてはならない。だ…

自分との約束

明日から私は、泣いていても、しずかに物思いに沈んでしまっても、彼を待つのをやめたんだと、自分自身に言い聞かす日々を始める約束。自信ない。

幸福になりたいという言葉の先に幸福はない

幸福は、少なくとも私には、過去形でしか存在せず、それをかみしめて、今どうなっていようと束の間安らぎを得る。郷愁や、なつかしさや、法悦に近い気分に浸る。 幸福になりたいという言葉の先に幸福なんて存在しないのに、人は結婚したいと望み、就職したい…

彼の夢を見た

彼の夢を見た。彼が中学生で、私もだいぶ若くなっていた。中学生の頃の彼に私は会いに行った。彼が散らかった机の上に座って、大胆な笑顔を私に向けた。机の上には、洋楽の歌を歌って踊る人形が置いてあった。彼はその人形についてちょっと話題にして、歌の…

火をくぐって生まれ変わる

これを抜けたら、きっときれいになるから、もう少しだけやってみよう?人はみんな、火を潜り抜けて生まれ変わるんです。もう少し、あと少しだけ頑張ろう。苦しくて心臓爆発してしまいそうだけど、自分が自分でなくなりそうでこわいけど、きっとうまくいくか…

さよなら、愛し君

彼が以前見せてくれた写真に写っていた幼い頃の彼を、時々思い出す。 「可愛いね」 「そうなんだ、俺可愛かったから上級生から気に入られてた」 というやりとりをした記憶がある。小学生の彼は本当に可愛くて、大人しい人懐っこい小動物のようだった。目が特…

元気ですか?

あなたがいなくても、普通に生きている私はまるで幻の中を生きている気分になることがあります、だしぬけに。けど、この疲労と汗ばんだ身体はまぎれもなく実体だとわかります。疲労しか現実を知覚させてくれない毎日を過ごしています。元気ですか?

ゆっくりとさよならをとなえる

私のこのブログは、言葉の死に場所か、言葉の堆積か、彼への手紙か。来月でお別れされてから一年になる。年上の人はあともう二年は忘れないだろうと言った。私もそれならそれでいいとむしろ安心した。一度真剣に愛した人の隙間は一生埋まらないものだろうと…

永遠の友情

付き合ってた時、永遠の友情を感じることもあって、そのことが私を孤独にしていた、ときっと彼は理解しないだろう。親切で礼儀正しかったけれど、情熱的であったり献身的であったということがなかった彼に、私はだんだん不信感を募らせていった。この先、も…

新しい服

昨日買った新しい服を今日着て、神社に出かけた。カフェにも行った。公園を8周歩いて、音楽を聴いた。ダイエットの成果がちょっとずつ出てきて、今朝は体重が1kg減っていた。腕時計は相変わらず時間が狂ったままだけど、明日、晴れるといいな。溜息ばかりで…

セリフみたいな涙、似合わない

彼と過ごした過去の日々を思い出して横になっていた、これまでの時間のほとんどを。彼は人妻の元カノのもとへ肉体関係を求めて奔走したけれど、結局私より彼女が好きだったということだろう。彼女との恋愛で彼自身が得られなかったことや自分のひたむきな愛…

出会い損ない、出来損ない、再会はない

こんなにも疲れていて、思い通りにいかなくて、報われない。へとへとに疲れて、人間以上の正体を求められるのに、それ以上になれない情けなさを味わう。ヘドロの味がする。 駅に向かってくる特急に飛び込むのに数秒かかるかくらいで、自室のベランダから飛び…

妄想リアル

syrup16g「リアル」をイライラしながら聴いていた。元彼が人妻の元カノのもとへ肉体関係を求めて奔走した時の心理がこれだったんだと思うと、聴きながらイライラしどおしだった。 リアルというタイトルだけど、この歌のどこにもリアルはない。あるのは心象=…

私=

ただ、彼と同じになりたかっただけなんだ。そうして彼を、そして自分自身をなによりも救いたかっただけ。ただそれだけなんだよ。同じになった、と思ったら、彼がいなくなった。

いまだに深く、なおも深く

帰り道や帰宅後自室でひとりきりになったことにふと気づいたときに、彼が入り込んできて、私をせつなくさせる。今朝の夢の暗示は私が彼をとても大事に想っているという意味だった。振り向いてくれなくなってあきらめるしかないしもうあきらめているはずなの…

nevermore

もうこれ以上自分自身を苦しめないで。 私はただ救われたかっただけなんだ。彼を救って、そうすることでなにより私が救われたかっただけ。 もうこれ以上自分自身を責めないで。

子供っぽさ:崇拝とこき下ろし

今すぐ彼のもとへ駆け寄って、ごめんなさい、ごめんなさい、を繰り返し言いたい熱情と、あんな人馬鹿だよ、お別れの後に元カノと肉体関係になったし、という冷たい軽蔑。すぐに切り替わるスイッチがなにかしらあって、どちらも自分自身なんだけれど、もう疲…

幸福よりも、彼が欲しい

この先にある幸福の代わりに、不幸でもいいから今すぐ彼に会える方を選びそうな自分といつも戦って居たり、抱え込んで悩んでいたりする。彼に会いたいという気持ちにはそういう相克がある。

たくさん変な夢を見た気がする。昔の友人と仲直りしていた。誰かの胸元にキスマークをつけていた。不倫。渡辺淳一。シェイクスピアソネット集。 さびしい。時間が有限だから、人はさびしくならずにはいられない。無限だとしたら孤独や寂しさと言う概念がなく…

かなしみと均衡(バランス)

なにがこんなにかなしいのかな。言葉にしてしまうと、やっと得た均衡が崩れてしまうようで、言わずにおく。と、苦しい。が、言葉にしても、その苦しみはどうにもならない。ただ黙って、私はひとりでないのになにかが致命的に欠落していて喪失していて、悲し…

ただ、ふっと好きなんだ、ただ、ふっとかなしいんだ

ただ、ふっと好きなんだ。ただ、ふっとかなしいんだ。もう彼はいないから。 仕事をしている合間に、脈絡なく彼のことを思い出して、人知れず悲しくなっていた。今日は彼と付き合って間もないGWに出かけて初めて手をつないだ時の彼を思い出した、バスを待って…

おはよう、世界。

おはよう、世界。起きぬけすぐに世界が終わることもあるんだな、と思った。私は今心や世界を明け渡そうとしつつある、いや、すでにもう明け渡してしまったのかもしれない。ある一人の残像。その影が残していく私の中で起こること。やさしさだけで生きていけ…

きょういちにちずっと

ずっと、終日さびしかった。どうしてだろう。猫でも飼えば違うのかな。薬が切れていて、不調というのもある。もう私を慰めてくれる人はいない。彼は味方から敵に変わっていなくなってしまった。

おはよう、さびしいね

おはよう、地球。どうしてる?私、なんだかさびしくて頭おかしくなりそう。もうおかしいのかもしれない。 彼へのなつかしさがずっと残っていて、身体に波のように打ち寄せる。どうしているだろうな。元気にしてるならそれでいいけど。 本当は今からでもやり…

なぜ、かなしい?

なにがこんなにかなしいのだろうな。毎日やさしくしてもらっているし、私は一人じゃない。けど、お別れされていなくなった人が急に私の心を乱暴につかんで離さない。どうしているだろう、いなくなられてから、あわなくなってから、なおも深く愛するようにな…

叶うばかりが恋じゃなし・・・・・・

玉ねぎを刻み、きのこをほぐし入れる。ウインナーのかわりにこんにゃくを入れて、トマトスープ。煮込んでいる鍋を見詰めて、ふと、私はこの先誰かと恋に落ちることがあるのだろうかと真剣に考えた。未来は暗澹としている。先行きがわからないけれど、幸先の…

ぽんこつ

今、趣味と実益を兼ねて、英検と日本語検定の勉強をしている上に、ダイエットと健康のためにプール通いと公園ウォーキングも日課にしている。 ここに加えて、フルタイムの仕事が入る。時々ふと立ち止まって怖くなると、私はいてもたってもいられなくなって、…

汚れても壊れても

お別れされて以来、自分はずっと鬱沼とか泥沼を引き寄せていて、自らはまり込んでいってた。理性はひっきょう、私の頼りにはならないということ以外知りえなかった。人はどうして負けているとより一層負けに振り込んでしまったりするんだろう?もうこれ以上…

マティスとルオー

絵をみてきた。画家は後年になればなるほど柔らかい明るい絵を描くようになるという発見があった。私の持論だが、マティスのフォヴィズムは花柄やフリルと言った女性の典型的なモチーフと相性がいいんだ。だからもし今も存命ならキャスキットソンとコラボレ…

予行練習としての手紙、その3

私とあなたは、お互い「相手に甘やかされて」恋愛してきた同士だと思った。あなたは連絡が過少だったり相手の誕生日祝いをしなかったりしても、相手に許容されていたし、私は感情的に相手に「別れる」を繰り返し言っても関係を崩されることはなかったから。…

予行練習としての手紙、その2

まだうまく言えないんだけど、誕生日を祝うのもクリスマスや正月を祝うのも、私が言ってからされても意味のない愛情表現なんだよ。だから祝わなかった過去を謝罪されて翌年から行為をたとえ改められても、不安は消えなかったのね。「私は愛されているのだろ…

色々、考える。

この構造には大いなる物語が必要なのらしい。しかし、私は、彼が私の献身に対して石のように冷たい反応しか日常的に示してくれなかったこと(例えば、私は自分の部屋に彼を入れたのに、彼は大学名すら教え渋ったことなど)と 、一番わかりやすい例でいうと、…

ウォーク・イン・ザ・パーク

気分が好くて、公園をスキップした。スキップなんて何年振りだろうな、と思いながら、恥ずかしさも吹っ飛ばして、スキップしてそのあとで駆け足で太陽を追いかけていった! ヴィクトル・ユーゴーはマリユスとコゼットの出会いを「ふたつの星の出会い」と言っ…

出会いを受け入れるには

出会いを受け入れるには、忘れるしかない。「私を忘れないでいて」は出会いの全否定なのである。では、何のために出会うのかと言うと、さよならのためだ。さよならするには、出会うしかない。 私は、出会いを探している。自分の鏡の中に、日記帳の文章の中に…

予行練習としての手紙

あなたは、おそらく私が自我を忘れるくらいにあなたに力を尽くしてきた姿を見てきて、いろんな確信を積み上げてきたけど、それをあの電話で一瞬で崩されたんだろうと思います。積み上げてきた確信と言うのは「この人が僕の居場所だ、愛してるし愛されている…

私よ、

私よ、一体何がそんなに悲しかったりむなしかったりするんだ? たとえば、今日にでも心を込めてまた彼に連絡したとして、その返答や応答がない(に決まっているのだが)にして、それがどうしたんだ?わかりきっていたことじゃないか。彼が私の運命を握っている…

BLUE

もう一度信じたいね 恨みっこなしで 遅かれ早かれ光は届くぜ

さびしがる、怖がる

さびしがって、怖がってばかりいたから嫌われて彼は去っていったんだろうと知っている。あと、この世に男の人は彼だけじゃないんだということも知っている。けど、今日みたいな日(なにもなくて、天気が良くて、静かで、空虚な日)は彼にとても会いたくなる。…